職場新聞の記事より

矢 倉 岳 (新松田からバス)

矢 倉 岳 (新松田からバス)

2021年10月11日

 富士山遠くから見ると茶碗をかぶせたような、高さも870mだし、なんてこともない散歩道だろうというのが、下から見た予想でした。
 バス停のそばには秋明菊(シュウメイギク)も出迎えてくれ、山頂も見え、天気もよしと、元気に歩き始めました。
 ところが、いきなり小川を渡るはめに。雨の後でなければ水量も少なくて、記憶にも残らないのでしょうが、水の上に顔を出した石を渡るのは不安で嫌なものです。水は、くるぶしまでもない浅瀬ですが、靴を濡らしたくないのにぐらりときて、ジャボン。残念。
 小休止(一本立てる、と言います)には、飴、かりんとう、チョコレートなど、いろんなスナックが回ってきます。
 コロナで運動不足なのか、休憩も多く、山頂まで、予想した倍の時間がかかりました。
 ガイドブックでは、360度の景観といっていますが、箱根も、富士山も下から上まで雲の中、酒匂川(狩川)が蛇のように光っていたのが印象的でした。相模湾も、やはりガスの中です。
 下りは紫の花(トリカブト?)、お茶の花など楽しみながらバス停に到着しました。
 バスの出発までは45分もあり、銀杏を焼いたりウルメイワシを炙ったり懇親を深めました。
 ものたりない人は、小田原城址で、続きがあったと聞きました。私は「昔ながらの塩辛」を土産に帰宅です。
       
   記・岩田